軽石で擦ることで黒ずみは解消することは可能なの?

くるぶしの黒ずみの原因になっている角質は、軽石で擦り取ることも不可能ではありません。

 

こう言ってしまえば簡単に全て終わってしまいますが、実際にはくるぶしの黒ずみを軽石で除去しようとするのは、絶対に止めておきべきです。

 

確かに踵などのように分厚く硬くなってしまった角質は、表面を少し擦り取ってもその後保湿や保護などのケアを充分に行うことで黒ずみを解消することが出来るので、角質除去と言えば軽石を思い浮かべてしまうのは仕方ないかもしれませんが。

 

ではなぜ軽石は、踵は良くてくるぶしはダメなの

踵とくるぶし、それぞれを指先でそっと触ってみるとその感触の違いに直ぐに気付かれるはずです。

 

くるぶしは、骨と皮だけと言っても良いぐらい肉が付いておらず、皮膚にも厚みが感じられないと思います。この皮膚の薄さはそのまま角質層の薄さに繋がりますので、薄い角質層の黒ずんだ表面だけをうまく擦り取ることは困難です。もし万が一、運よく黒ずみが取れたとしても肌の赤みが増したり肌自体がダメージを受けてしまいますし、軽石の刺激によってその後に黒ずんだり、角質層の硬化を促進することになる可能性も出て来てしまいます。

 

軽石は、踵のように厚い部位にだけ使える方法だと覚えておいた方が良いでしょう。

 

元々くるぶしは、体の中でも肌のターンオーバーのサイクルが遅いとされている箇所になすますので、摩擦などの刺激を過剰に与えるのは、避けた方が無難です。

 

くるぶしと全く同じことが肘や膝などにも言えます。これらの関節部分の黒ずみには、軽石など物理的にダメージを与えるケアではなく、ピーリング剤を使用するか入浴時によく泡立てた石鹸などで優しくでマッサージしながら洗うなどする方が最終的には近道になります。
くるぶしの黒ずみは、如何に早く取り除けるかということに夢中にならないように注意して下さい。くるぶしの黒ずみは、洗浄と保湿のケアをきちんとしているうちに、自然に消えてくれるという感覚で、少しのんびり構えられた方がいいでしょうね。

 

ターンオーバーが遅いと言うことは、それだけ綺麗な肌が復活するまでに時間が掛かると言うことですから、くれぐれも短気は起こさないように。

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